正社員からパートになったのですが、これまでの人生、正社員でしか働いてこなかった私がパートになって最も衝撃を受けたのは「無視」。正社員時代は一度もそんな扱いを受けたことがなかったので、初日から存在をスルーされる経験はかなり新鮮でした。「肩書き」があるかないかで、周りの態度がここまで変わるということでしょうか?
パートデビューでいきなり“無視”
パート初日から、おなじ立場の先輩パートさんに完全スルーされました。挨拶しても返ってこない。業務で必要なことを聞いても、なぜか壁に向かって話しているかのような虚しさ。思わず「あれ?無視されてる?」と、いきなりすぎて頭の中が?で埋め尽くされました。と同時に、正社員時代は肩書きのおかげで人として扱われていたんだな、と痛感。肩書きが消えた瞬間、存在も消えるという現実は、なかなかパンチが効いていました。
正社員時代の私はパートさん達をまとめる立場でもあり、(なんでパートさん達はいつも揉めているんだろう?もう少し仲良くやってくれよ…)と嘆きつつ、複雑な人間関係に疑問が尽きませんでした。でも、自分がパートの輪に入って感じました、『これは怖いわ』。
“民度”という言葉がぴったりです。『パートさん』というと主語が大きいと怒られそうですが、やはり独特の人間関係があるのは確かです。正社員時代には感じたことのない種類のストレスです。
手のひら返しの“なれなれしさ”
そんな無視おばちゃんも、日が経つにつれて態度が急変。私の仕事ぶりを見て「意外とできるやん」と思ったのか、今度はやたらと馴れ馴れしく話しかけてくるように。最初の冷たさはどこへ?まるで「昨日まで敵だったのに、今日は親友」みたいな手のひら返し。しかも自分の都合で声をかけてくる、その厚かましさ。正直、無視よりタチが悪い。ここまで潔く態度を変えられる人間力に、むしろ尊敬すら覚えました。
私も大人なので、笑顔で対応してますが…
大人ですからね、毎日ニコニコ笑顔で「おはようございます」と言っています。外ヅラだけなら菩薩です。でも心の中では、初期に受けた無視は「根に持ちフォルダ」にしっかり保存済み。削除はできませんし、許可する気もありません。人間関係って最初の印象がすべて。最初に石を投げてきた人を、後から「仲良くしようよ」と言われても、はいそうですかと受け入れるほど私はお人好しじゃありません。笑顔の下に潜む本音は真っ黒です。
まとめ
正社員からパートに変わっただけで、ここまで人の態度が露骨に変わるとは思いませんでした。立場が人を守っていたという現実を痛感しつつ、「パートのおばちゃん怖いなぁ」としみじみ。とはいえ、笑顔で対応している私もそれなりに大人です。ただひとつ言えるのは――無視してきた事実は消えないし、許すつもりもないってこと。人間関係は水に流すのが美徳?知りません。私は根に持つタイプです。ニコニコ笑いながら、忘れないだけです。
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